ヨーロッパ旅日記(後半3) ポルトガル・昔の面影が残る港街タヴィラ
エヴォラからローカル線に乗り、海に出ました。大西洋に注ぐジラオン川の河口にある港町タヴィラ、スペイン国境まで17キロのこの町は、ポルトガルの人々にとってはビーチリゾートとして知られています。
無人駅のような小さな駅に降りた時には、タクシーも止まっていなく、「ここ大丈夫?」「ビーチリゾートではないの?」と少々不安になりましたが、ようやくタクシーに出会い、賑やかな港へ着き、ようやく落ち着きました。
泳いだりできるビーチは、港から、フェリーで15分のところにあるということで、港と周辺はごく普通の寂れた港町です。一番賑やかなフェリー乗り場の前に宿をとりました。
なんだか、映画に出てくるようなお宿。
泊まったホテルと部屋。
エヴォラからファーロを通り、タヴィラへ、まだ、外はコルクガシの木々が見えるはずですが、車窓があまりにも汚く、ほとんど外が見えませんでした。
乗った列車はローカル線。せっかく外の景色を楽しみたいと思ったのに、このガラスではねえ。。。これはただの汚れなのだろうか?とつまらないことを考える。
剥げ落ちた外壁には昔のアズレージョが残っているところが多くありました。
これらを修復するのもお金がかかるのでしょうね。残念なことです。
繁華街にも関わらず、このような廃墟が目につきました。
これもまた風情があるといえば風情がありますが。。
出会った猫ちゃん。笑
橋を渡り、散策しながら、明日の移動のためのバス乗り場を探す。
ここも坂の坂の町。
川沿いから坂を登り、古い家並みを通り、教会へ。
ここまで南に来ると、南国の花が咲いています。
ハワイで見慣れている、プルメリアやハイビスカスもちょっぴりヨーロピアンな感じ。。がする気がするのは私だけかも。
剥げ落ちた壁に立派なドア。こういう風景はよく見るけれど、何か、ドアに愛着があるのかな。。
教会のお庭の木陰で涼むカップル。
教会の上から街を見下ろす。
様々な国の人たちが共存している国が集まるヨーロッパ。
同じアルファベットを使う国でも、これだけ違う。。。
こんなホテルの標識も、私には物珍しいものでした。
最初はどうなることかと思ったタヴィラ滞在でしたが、海沿いのオープンエアのレストランの魚は今日釣れた、スズキとエビをいただきました。
夕暮れのような、朝焼け。人もいなく、穏やかな港
ホテルで用意されていた朝ごはん。簡単なもので朝は十分ですね。
夜は広場でのコンサートに行き、やアンティークショップの露店をのぞいたり、大きな街では味わえない、のんびりとした
楽しみ方ができました。
さて、旅は続き、
次は、スペイン、セルビアへ向かいます。
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