「冬至」ハワイでの過ごし方



「ヘソの尾を切るセレモニー」と「冬至」のお祝いがありました。



ハワイ語でヘソの緒を'piko ピコ' と言い、'Moku ka Piko'はヘソを緒を切る儀式で、ハワイアンの風習では新築の建物に入る際に行う、儀式だと言うことです。
昨日は、友人夫婦が自宅裏山に建てた「ユルト」のオープニングの儀式とお祝いがありました。「ユルト YURT」とは、遊牧民の住居とし知られる、円形の移動式住宅です。

無事、へその緒は切れました。




                  ユルト内部





友人夫婦はお二人とも 深い知識を持つクムフラ(フラの先生)として長年ハワイで活動をされています。
この日は、ご主人、ブラッドからハワイアンの伝統や風習の話を聞き、
ネイティブアメリカンの厄除けの儀式を行い





ノースフルートとタオライアーの演奏でブレッシングがありました。






そして、さらにこの日は2017年の冬至でもありました。


中国では一年を24の季節に分け、二十四節気(にじゅうしせっき)と言います。今年は12月21日が、「冬至」、一年中で最も昼の短い日に当たりました。

一番短いこの日、寒い冬の真っ只中のこの時期、「冬至冬なか冬はじめ」といい、日本では柚子湯を立てたり、お粥やカボチャを食べて無病息災を祈ってきました。この日を境に日が伸び始めることから、昔からこの日を一年の始点と考えていたと言うことです。
 



この日の食事も、かぼちゃの煮物が美味しく出来上がっていました。ゆずはなかったと言うことでしたが、柑橘系のものを添えた料理もありました。


細かな気配りが感じられる、美味しい食事。





この日の集いのテーマは「円」。
みんながこの円形のユルトに集い、手を繋ぎ、切れることのない絆を感じ、ご主人ブラッドのノースフルートとミイラ二さんのタオライアーの優しい音を聴きながら、この日、この場所に集った人たちの心が一つになり、ユルトに育まれ、その後、まるい天窓から空高く抜けて行くような不思議な気持ちになった時間でした。




次はここで泊まってみたいかも。

年末のバタバタも忘れ、のんびりユルトに抱かれた昨夜でした。







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