ベートーベンの第九は年末と思っているのは日本人



昨晩、近くの町のシンフォニー25周年記念のコンサートを楽しみました。
こじんまりとした地方の楽団がどこまで、引っ張ってくれるのかな、と思ったり、あまり期待せずに行ったのですが、予想を超えた、素晴らしさに、感動して帰ってきました。






曲目は「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの交響曲第9番」日本では、通称「第九」。知る人ぞ知る、有名な曲で、特に第四楽章の合唱やソロは有名です。

そういえば、この曲、日本では年末になると、必ずと耳にします。

でも、昨日のように、特に年末に限らず、アメリカでは、時期を限定せず、演奏されていると思います。


年末といえば、ヘンデルの「メサイア」の方が知られているのではないでしょうか。


そこで、 なせ、日本では年末のベートーベン第九がこんなに定着したのか、ちょっと調べてみると。。ありました。

「戦後まもない1940年代後半、オーケストラの収入が少なくて、楽団員の年末年始の生活に困る現状を改善したいと、合唱団も含めて演奏に参加するメンバーが多く、しかも当時(クラシックの演奏の中では)「必ず(客が)入る曲目」であった第九を日本交響楽団(現在のNHK交響楽団)が年末に演奏するようになり、それを定例としたことが発端とされる」

なるほどね。。。

あまりクラッシックに今までは縁がなかった私でさえも、第九=年末だと思っていましたが、それには理由があったのですね。

夫、ジェイが大好きなベートーベン、次はサンフランシスコへ、ピアノコンチェルトを聴きに行く予定です。



コメント