麦みそを仕込む






5月17日、ようやく麦みそを仕込みました。今回は初めて麦みそを作りました。
麦みそは日本でも麦が取れる地域でよく食べられていると言うことで、新潟出身の私は子どもの頃には食べたことがありませんでした。






今は色々なお味噌、お料理に合わせて使っています。




材料:



麦麹 1袋 (513g)
乾燥大豆 (325g)
海塩 (150g)
種水 (大豆を蒸した後に残った水)


今回は3倍量、3袋の麹の分量で仕込みました。






大豆は最低8時間、一晩じっくり浸水させます。
お水は冷たい方がいいので、何度か取り替えました。









麹はあらかじめ塩と混ぜておきます。
水分を吸収しにくいかなと思い、種水または(ぬるいお湯)を少し入れておきました。


大豆は圧力鍋で、チーズクロスに包んで、50分蒸しました。
茹でてもいいですね。豆の皮が空気孔につまらないようにするために、包みます。

それを、今回はフードプロセッサーで潰して、




少し冷めたら、塩きり麹と合わせて

硬さは種水を入れて調整します。
乾燥麹なので、少し余分に種水を入れました。
種水が足りない場合、沸騰したお湯を60度以下に冷まして
入れました。


麦味噌は乾きやすくボソボソしやすいので少し、柔らかめに仕込むと良いということです。結局どのくらい、種水とお湯を足したのかは覚えていませんが。。。
300cc以上は入れたと思います。






味噌玉にして


消毒した容器に、味噌玉を投げつけるように入れていきます。

味噌玉作りも、投げつけるのも、空気を抜くためです。


底にも、上にも塩を振って。。。(カビを防ぐ)




チーズクロスで表面を覆いました。しっかりと。

大きな漬物用のプラスティック袋で仕込む場合もありますが、
個人的には長期熟成させるわけですので、多少上にカビが生えても、化学物質である
プラスティックは避けたいと思っています。




 上にお皿を乗せて、この上に重りを置きました。

仕込んだお味噌の3割くらいの重さです。

今回はダンベル!!



重りを乗せると、水が上がってきます。上が水で覆われ、空気に触れる部分が少なくなるためにカビの発生を抑えることができるからです。

でも、カビは多少出てきます



最後に、新聞紙で覆って、しっかりと結び、この上からプラスティック袋をかぶせ

地下室へ。。。

ちなみに我が家の地下室は年間を通して15℃から18℃くらいです。
暖かい土地では早く熟成しますので、4、5ヶ月経ったらチェックするといいでしょう。

これで秋まで寝かせます。

経験から、天地がえ(仕込んで1ヶ月後に取り出し、かき混ぜて、味噌玉にして、仕込み直す)はこの分量でしたら必要ないと思います。


秋、楽しみです!


じっくり「待つ」

食べたければすぐ買いにいく…。ということができない環境
にいることで、「待つ」ことが何かにつけてありますが
「待つ」贅沢を味わうことができると感謝しています。



美味しくなりますように!

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