最後の母の日のカード

今朝、東に住む、ジェイのお母さんへ、ガーベラとデイジーを可愛らしくアレンジした花束を贈りました。お花は大好きなので、喜んでくれるでしょう。


脳梗塞で倒れてから、2週間。住まいにしている高齢者住宅の自宅で、ホスピスケアを受けています。本人の希望で、痛み止め以外の医療行為はしていますせん。






食べ物も口にしていないと言っていました。
でも、一昨日はスカイプで話した時には、言葉ははっきりしませんでしたが、椅子に座り、イヤリングをして、しっかりとこちらを見ていました。

5月に会いに行った時は、一緒にWiiボーリングをしたり、散歩したのが嘘のようです。

今年の11月で90歳。やはり年齢には勝てないのでしょうか、足を怪我し、傷がうまく治らず、車椅子になり、その後の脳梗塞でした。

小柄ですが賢くて、気力のある義母、肉体はかなり前からスローダウンしていたのでしょうけれど、気力で生きていた感じです。

それが今、目に見えて、少しずつ、肉体が、臓器の機能が弱まってきています。

ホスピスの看護師さんと、近くに住む、弟夫婦がついていてくれるので、遠くに住む私たちや他の兄弟は、安心しています。

でも、いつでも飛んでいける体制で待機しています。


義父も気丈に寄り添っています。
70年近くも一緒に生きてきた義父が一番辛いことでしょう。
自分の妻の命の炎が少しづつ小さくなっていくのを、見届けることは大切なことかもしれません。きっと、義父の心の準備もできてきていると思います。


今年の5月の母の日には、いつものように私に母の日のカードを送ってくれました。

今日はそのカードを私の両親の観音様の横におきました。

これが最後の母の日のカードになるんだな。。
もうすぐ、黄泉の国で私の両親と会うかも。
黄泉の国では英語も日本語もないので、きっと楽しく会話が弾むかも…。


などと、考えながら、お線香をあげました。







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