眠る山と虫の声
満月の夜、時差ボケも手伝って、我慢してベッドにいたけれど、もう、限界。
12時過ぎまでは静寂そのものだった外は、何やら賑やかです。
山は確かに眠っています。山の夜は、音を探してしまうほど静かで、時には耳の中がワンワンとして、耳鳴りのような感じさえします。ポーチに出て、咳をしてもやまびこが返してくれます。
(写真と記事は関係ありません。。。)
でも、午前2時ごろをになると、途端に、虫の音色が響き渡ります。これが結構賑やかなのです。
そして、4時半頃には鳥のさえずりが聞こえ始めます。
そういえば、ここにきた頃、あまりの賑やかさに、なぜ、虫は夜になると鳴くのか?と思い、調べたことがありました。
それは、こういうことでした。
昆虫が鳴くのは主にオスで、一種の求愛活動で、大きな声で鳴くことによりメスに気づいてもらいたいため。
でも、昼間、鳴いたら、よってくるのは、捕食者の鳥たち。昆虫の捕食者である鳥は音を頼りに獲物を探し、主に日中活動するのだそうです。
なので、夜、鳥たちが寝静まった頃、頑張って、ジージー、カチカチ、ちっちっと鳴いてメスにその存在をアピールしているのだとか。
旅行に出た時には夜になるとカエルが鳴き、(ここは夜鳴きます)あたりは確かに夏でした。
今、山は秋。風もひんやり冷たくて、山は眠っていますが、虫たちから確実に秋の気配を感じています。
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