南米旅日記(12)町中アート バルパライソ
この日はチリ、首都サンティアゴから約120キロ離れた港町、バルパライソへやってきました。カラフルな民家が立ち並ぶ坂の町バルパライソ。先住民たちが暮らしていたこの地は、1536年にスペイン人探検家に発見され、「天国の谷」と名付けられ、その後スペインの植民地となりました。太平洋に面した港町、迷路のように入り組ん美しい町並みとその歴史はは2003年、UNESCOの世界遺産に「バルパライソの海港都市とその歴史的な町並み」として登録されました。遺産名(英語): Historic Quarter of the Seaport City of Valparaiso 。バルパライソは国会所在地であり、チリの立法府としての役割を担う人口27万人の都市です。
19世紀、チリ海軍の拠点となり、火薬の原料だった硝石を輸出する積み出し港として栄え、貿易港となりました。そして、地元の鉱山主が硝石を輸出した帰りに、空荷の船を避けるために、トタンを輸入しはじめ、トタンが普及しました。
無機質で安っぽいトタンもこんなに楽しくなるのですね。
アンダーワールドの絵がたのしい
港町、山の斜面に張り付いてできているので、階段だらけ。
登れば、降りなければならず、エレベーターのようなものが各地にあります。
私たちは全て、歩いて坂をのぼったり、降りたりしましたが、街の各所には、名物となっていて、アセンソールが丘と港を行き来しています。アセンソールとはスペイン語でエレベーターを意味していて、19世紀の終わりから20世紀の初めにかけて作られ今でも10本が現役で動いています。港と丘の上を結び、アセンソールは100年に渡って人々を運び続けています。
ミッキーマウス?ではないですね。。
日陰でわんこも一休み。野良犬天国
建物のあいだから見える海
ここだけ少しおしゃれな雰囲気でした。
これはこの地をこよなく愛した、画家、イラストレーター Renzo Pecchenino の家がそのままミュージーアムになっているところです。
ZZZZZZZZ
気合をいれて登る前のショット! パチリ
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