南米旅行(5) ブラジル石畳の港町パラティ
珍しいと言う夏の長雨。古い港町は水浸しでした。人もまばらで、閑散としていましたがそれはそれなりに古き良き時代を感じることができ、良かったです。
この日は、17世紀から18世紀に金の採掘が始まり、ポルトガルへと採掘した金を輸出するために栄えた港町パラティParatyへ友人夫婦が案内してくれました。
パラティには運河が通っていて、対岸へ渡るには三つの橋があります。
その橋になかなかたどり着けず、道を聞いても、この始末。。
行き止まり。
ブラジリアンのおおらかさ、適当さ。。だと友人が言いますが、
ここでは些細なことでイラっとしてたら生きていけないですね。
予約していたレストランを探すのも一苦労。
何せ、大雨、車は入れない石畳の町、道は水浸し。。。
ようやくありつけた、ブラジル名物ムケッカ、魚介のお鍋。
そしてそのほかに頼んだものを腹一杯いただきました。
パラティは、サンパウロから270km、リオ ・ デ ・ ジャネイロ からも300キロ以内でいける海辺のリゾートして知る人ぞ知る港町です。
「黄金の道」としてかつて栄えた旧道は、幅が狭い上に整備が不十分で、車が通るのが難しかったため、陸上の道はほとんど使い物にならず、住民の移動手段はほとんどを船に頼っていたのだそうです。
それはそうですよね。この道、足元を見ていないと危ないです。
しかし、人がいない。知る人ぞ知るというビーチリゾートと言うことですが。。
衰退した町はその後、1970年代、リオとSantos(サントス)(サンパウロ州の港町)を結ぶ道路が整備され、その通り道にあったParatyは晴れて「再発見」され、少しずつ活気を取り戻して行きました。
今度は観光地として。
パラティと陶芸の村、クーニャへ行った2日間は
こちらお宿に泊まりました。
ブラジルにもこう言うところがあるのね、と思うくらい
ヒッピー度の高い、リトリートセンターのようなお宿でした。
宿泊棟
雨なのでお花もしっとりと濡れて
泊り客は私たちだけでした。
ここは一体どこなの?と思わせるような緑豊かな
敷地内。
気温が低く、雨模様でしたが、
ゆっくり、のんびりできた二日間でした。
次は陶芸の村、クーニャについて
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