南米旅行記(7) 手軽なクルーズ船の旅
クルーズでの旅は知らない土地を、海側から眺めることができ、初めて訪れるには、なんとなくその土地の雰囲気が伝わり、静かに陸地に近づいていく様子が好きです。面倒な飛行機の乗り降り、荷物の移動、ホテルを探して、いちいちチェックインして、という煩わしさがなく、短時間に色々の国をちょっとだけ覗き、雰囲気を感じ取り、一日だけ、知らない土地に気軽に、手ぶらで歩き回れる楽しさがあります。
最近では金額もずいぶん安くなり、キャジュアルになり、フリースタイルと言われ、
食事のドレスコードも厳しくないし、船内での時間を自由に過ごすことができるものが多くなっています。
南米、アルゼンチンのブエナスアイレスから、ウルグアイ、アルゼンチン、イギリス領のフォークアイランド、チリまで2週間のクルーズの旅をしてきました。クルーズ船での旅はこれで5回目ですが、私たちの場合、全て同じ会社の船なので、勝手もわかり、行くたびに、これはやめられないと思うのです。
同じ色、同じ空気の日はありません。
船の後ろ、船が作り出す波が果てしなく続きます。
陸上から海をみるのではなく、大海原でみる朝日は格別です。
今回も利用したのは、ノーウィージャンクルーズライン。
色々ある船の中で、今回はNorwegian Star、
乗客2300人、スタッフは900人 と驚く数ですが、
この会社のクルーズ船としては中規模のものです。
でも、大型観光バスと比べると…。
やはり動くマンションではなく
動く町。
大勢の乗っていますが、広いせいか、混み合ってる感じはしません。
部屋の中の様子です。私たちは部屋に、いることがほどんどないので、最近では一番安い、船の内側の部屋を取るようになりました。つまり、窓がありません。窓付き、バルコニー付きとホテル同様、色々な種類の部屋があり、それによって金額が全く違います。
基本、二人で一部屋。一人でも同じ料金となります。
ラウンジ。いつも割と空いていました。ここで、ミニコンサートなどがあります。
チャペル
メインダイニングルーム。
そのほか、スパ、劇場、カフェ、カジノ、有料レストラン、図書室、ゲームセンター、ジム、クリニック、お店、とだいたい揃っています。
船の上では現金は一切使わず、全部身分証明書代わりのカードで決済です。
朝目覚めると、次の土地に入港です。
船前方
ハウスキーパーは同じ人で、毎朝、毎夜、部屋を綺麗にしてくれます。
夕方部屋へ戻ると、毎日、違うタオルアートがベッドにあり、心が和みます。
こんなものも
晴れた日はデッキで。。プール、ジャグジーでのんびり。
クルーはみんなとても親切で明るいです。
停泊地で港が浅い場合、入港せず、沖にクルーザーは停泊し、テンディングボートと呼ばれる搬送用のボートで陸地までピストン輸送してくれます。
小さく見えても定員200名
のテンディングボート
港へつきました。
陸に上がります!
船の上では色々と忙しい。。
のんびりプールサイドで寝転んだり、本を読んだり
図書館も充実しています。
日本語のほんも少しありました。
私は、手仕事。
プールサイドでライブミュージックと共にこんなことも
ダイニングルーム。ここは船の最後尾にあります。
時に揺れる。。巨大な船でも回るときは傾がっているのがわかります。
グラスの水でそれを確認。。汗
こんなに穏やかな優しい海の日もあります
タオルアート、最後の夜はお猿さん。上からぶら下がって見ていました。
静かな海
降りるたびに、また乗りたいな、と思う船旅です。
次は、オーストラリアかな?と考えながら、下船しました。
コメント
コメントを投稿