南米旅行記(8) マゼランペンギンの国
アルゼンチン南部のパタゴニア地方ある、特別保護区、プンタトンボでマゼランペンギンに会って来ました。ちょうど夏の繁殖期を過ごすために集ままったペンギン達でいっぱいでした。体長50センチから70センチほどのマゼランペンギン約150万羽が集まり、一斉に子育てをするのだそうです。
どこもかしこもペンギンだらけ。まだ綿毛が全部抜けきらない若いペンギンは親よりも
体は大きいのです。でも、よく観察していると、動きはおぼつかなく、可愛らしい!
この日は、この時期には珍しく、この地域では珍しいと言う大嵐。
雷が鳴り響き、稲光で空がオレンジ色になりました。
音とともに空が真っ二つに割れるのではないか、と言うくらいの大嵐で
一時、保護区で足止めを食い、雨が止むのを待つことに。
南極大陸からの乾いた強風により、樹木はほとんどなく低い植物のみ茂っています。そんなところで歩いていたら、いつ落雷に会うか。。
巣穴の中から様子を伺っている親子も
ペンギン達も雨宿り
ペンギンの中では中くらいの大きさだというマゼランペンギン。
「ママ、遊びに行きたいよ〜〜。行こうよ。早く」
「雨宿り」
「わーい、わーい」
「はて、あなたはだれ?」
「お母さん、行くよ。早く行こうよ」
「全員集合」
このペンギン、立った状態で居眠り中
「ねえねえ、おいでよ。早く〜」
繁殖期は9月から10月。ですので、ここでみた子供達は、昨年10月ごろ生まれたペンギンたちでそろそろ巣立ちをするころだそうです。
うさぎも何気に登場!
時間的に陸で日向ぼっこの頃でした。時に、水遊びをしているペンギンさんもいました。
「みんなおいでよ〜」
「内緒、内緒、内緒の話はあのねのね…。」
「#$%$$##&*」
「そこじゃなくって、もっと下」
途中、Guanaco(グアナコ)の群れも見かけました。
グアナコは南米に4種いるラクダ科の1種です。グアナコはパタゴニアの低地から4000mの高地に幅広く生息しています。
レストランのメニューに「グアナコ」の肉料理がありました…。
まだ綿毛が残っているヒナどり。エリマキみたい。
「はて?????」
穴の中で、高いびき。。。でした。びっくり。
「飛ぶよ〜。イーチ、にーい…。」
「さあ、今から出かけますよ。支度はいいかな?」
ペンギンは夫婦、同じパートナーと一生添い遂げると聞いていました。ガイドさんに言わせると、それは同じ巣穴に戻るからで、お互いを覚えているわけでは無いと。。言うことらしいです。
夢を壊さなくても…。^^;
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