彼岸ののり雪 


北カリフォルニアの山に雪が降りました。それも3月半ばに。
降ったり止んだりでしたので、積雪にはなりませんでしたが、なんども、天からこな砂糖がふりかけられたようで、それはとてもきれいでした。
雨から雪になった時には家の中にいてもわかります。
それは、雪に変わった途端に「静寂」が訪れるからです。

雪は、全てを包み込んで行きます。

私の生まれ育った、新潟魚沼、雪国には、「彼岸ののり雪」という言葉があり、
3月に入ると落ち着く雪がお彼岸のころまた降るのです。「暑さ寒さも彼岸まで」
という言葉の雪国バージョンでしょうか。



思い起こせば、初めてこの家に来た頃も、3月。そして、雪が降ったのでした。
一瞬にして、ふるさと魚沼見たいな景色になり
ガラス越しにずっと外を眺めていたのでした。





朝、6時。ポーチからみたジェイのオフィス。


右下にある丸い衛星のお皿に雪がくっつき、何度も、何度も、インターネットが切れました。仕方がないので、ケトルにぬるま湯を入れて、かけて見たり。

屋根の上にあるソーラーパネルも同様。
(これは危ないので、近所の人が来た時に一緒に屋根に登り雪をはらいました)





普段ほとんど降らないところに降ると、何かと支障が出るものです。



それでも、やっぱり美しい。





















日が昇り、遠くの山からお日様が当たって来ました。




雪にチリも埃も吸い取られ、晴れて来た時の、空気のきれいさはまた格別。


全てが浄化されました。














さすがにサボテンはなんだか寒そう、かわいそう。







久しぶりの雪に私は大興奮。早速雪で遊んで見ました。






また雪が降るといいな〜♪




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