丁寧な暮らしと断捨離



相変わらず、雨の日が続きます。こう言う時こそ、普段できないことまで手が行き届きます。見えないところの片付けも気合がはいります。

ワークショップで使う座布団型お手玉つくりもその一つです。
日本のお手玉の会(と、いうのがあるのです)公認サイズ(4.5cm x 9cm, 45g)より大きめの5cmx10cm, 60gのものを作っています。
中には、あずきは勿体無いので、安いポップコーンをいれて、
アメリカンなジャパニーズお手玉ですね。




お手玉用の生地を買いに行くのではなく、あるもので。
端切れ整理も兼ねています。そして、この後、繕い物もしました。



 ネズミに食われて大きな穴の空いた、藍染のトートバッグをやっとつくろいました。

実はこのバッグ、リバーシブルだったということも今になって発見。そんな新しい発見とともに、破れたところを切り取り、今まで中側だったところを表にして
使うことにしました。





なんか、こっちの方が可愛いかも。


マイ箸いれの紐も取り替えたり、夫、ジェイのズボンの破れも繕ったり、
友人への贈り物とおもい縫った鍋つかみ5枚縫い終わりました。
もう一枚分あったのですが、ちょっと縫い飽きたので、リーディンググラス用のメガネケースにしました。

「断捨離」ということが流行っていますが、一般的に、「とりあえず処分する。ゴミにだす」と 、いうことがその意味の大半をしめているような気がします。

そうなのかな?と思い
断捨離を調べてみると

断:入ってくるいらない物を断つ。
捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
離:物への執着から離れる。



「捨てることで、物への執着から離れ、自身で作り出している重荷からの解放を図り、身軽で快適な生活と人生を手に入れることが目的である。ヨーガの行法が元になっている為、単なる片付けとは一線を引く」

と、ありました。

やはり、もっと深い意味があったのですね。



我が家のような、オフグリッドの生活では、ゴミを出す、という事自体、とても大変なことです。なにせ、ゴミ収集がないのですから。
我が家での断捨離は、「入ってくるいらない物を断つ」前に、入れない、つまり買わない、使わないということです。




そして、使えるものは別の形にして使う。ゴミはださない。生ゴミはコンポストへ古着や古いシーツ、タオルは切って雑巾、モップがわりに。
と、そのまま捨てなくてもいいようにします。


私はもう使わないけれど、着ないけれど、まだ十分使える、着れるものはスリフトショップ thrift shop などへ寄付します。

前から少しずつ貯めておいた古着など5袋は明日、街スリフトショップへ持っていきます。日本で言うリサイクルショップのことですが、多くのスリフトショップは非営利団体で自己申告でその合計額は税金の控除にもなります。この辺はアメリカは合理的ですね。



そのまま放置しておいても、生活にはなんの支障もない、細々としたことを、
片付けられると、心は軽やかになりますね♪
断捨離です。



こんな事の積み重ねを「丁寧な暮らし」というのかな、と、
フッと思いました。




嵐の合間にとなりの家の猫ちゃんとあそびました。




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