山の夜


夜はひと際暗い山の生活。真っ暗です。我が家から見える範囲に人家の灯はありません。でも、月夜は明るく、月がない星空の夜でさえも明るくかんじます。夜は暗いものですが、我が家にきて、改めて「夜って暗いのね〜」と驚く人もいるくらいです。
暗くなってから、出かけるなんてことはほとんどありません。





そんな暗い、長い夜、何してるの?と時々聞かれます。
早めの夕食が終わると、就寝までテレビ三昧の夫、ジェイ。10年くらい前まではテレビはなく、夜もひたすら読み物をして過ごしていたのですが、さすがに歳に勝てず、夜、薄暗いところでの読書は辛くなって来たと言うことで、テレビを購入。以後すっかりハマっています。
夫は午後には、私は9時以降はできるだけインターネットから離れるように心がけています。が。。。こちらの9時ですと、ちょうど日本が午後。日本の人たちとのやりとりが多くなる時間帯なので、なかなかパソコンから離れられないのが現実です。




そうではない時は、テレビを見る夫の横でわたしは、一緒にテレビを見ることになるのですが、もともとテレビ人間ではないので、テレビは子守唄。直ぐ眠くなってしまいます。

それもいつもだと困るので、手仕事をしながらテレビの前に座ります。
つまり、「ながら族」です。



時折、ストーブに薪を継ぎ足し、お湯が沸いたらお茶をいれる。



今日はあまり毛糸があったので、久しぶりに棒編みでもしようと、編み始めました。
このサイズではリストウオーマーですね。かなり適当な大きさです。

何も考えずに、編み始めたと思っていても、頭の片隅にリストウオーマーのことがあったのかもしれません。とにかく、何かして手を動かしていないと眠くなります。
気に入らなければ、解けばいいだけです。


そうかと言って、夜、キッチンでなにかお菓子を焼くとか、料理をすることも暗くなってからはありません。

ほとんど、自然界の動物と同じサイクルかもしれませんね。笑。

キッチンで手元が暗くなってから、何かをすると言うことは電気をつけなくてはならないと言うことなので、夜にわざわざ調理はしないいのです。それができる生活をしていると言うことですので、ありがたいです。




夕焼けが終わると、闇の世界がやってきます。

今日も良い一日でした。




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