オフグリッド生活 静かな生活の裏には…。
広い空。見渡す限り 空。今年は寒さがグズグズと居座っていますが、その合間には、こんな日もあります。2月末に4ヶ月留守にした我が家に戻ってみると、なんと、発動機が壊れていました。我が家には電気が来ていません。基本的に電気はすべて、お日様からの恵、太陽電池でまかなっているのです。しかし、バックアップの発動機は欠かせません。
年間、これを起動するのはわずか30時間。(100時間くらいかなと思っていましたが、)今回、この騒ぎでよく計算してみたら、わずか30時間でした。
使うのは主に冬場の雨の日。
我が家は、節電を心がけているので、冬であっても数日間、雨、ということがない限り発動機はいらないのですが、冬はさすがに使うことになります。1時間ほど起動すると、蓄電されるので、発動機 を止めます。それで十分、また数日の雨の日も賄えるのです。
木の下に、それ専用の小さな小屋に入れてあったのですが、ネズミが線という線を噛みちぎってしまっていたのです。今回これを車庫に移動しました。
この発動機は数年前に買い換えたもので、$4000くらいでした。
修理に出しました。それがやっと、6週間ぶりに戻ってきたのです。
その修理代パーツ代も含むと$1900。
はあ、高い、しかたのない出費です。
発動機が修理、設置され、ホッしたのもつかの間、晴れたので洗濯をしました。
全部干し終わったとおもったら。。。洗濯物の重さで、物干しの紐がぷつり。。。
切れて、洗濯物がおちてしまったのです。
早速、ジェイを呼び、滑車をつけている木にハシゴをかけて、切れたところを結びなおして、直してもらいました。
やれやれ
ピンとはった、物干し。晴れた日にここに洗濯物をかけ、カラカラと滑車を回すのは気持がとってもいいものです。
とりあえず、直しましたが、劣化している紐は取り替えないといけないですね。
晴れた合間に、ジェイは薪を軒下へ積みます。左手の隅に見える部分は蓋がついていて、
家の中の薪部屋へ直結しています。そこに薪を投げ込むようになっています。
薪部屋は薪ストーブのすぐ近くにあります。
工夫された構造です。
薪部屋は投げ込む前に、まず、軒下に、こうやって、少しずつ薪をつみ、乾かします。
多く積まないのは火災防止のためです。
何よりも、火事が怖いので、できるだけ、燃えやすいものは家の建物から離しておくことを心がけています。
このように、晴れると薪仕事もあり、おおいそがし(夫)笑
敷地内は、色々なところでいろいろな花が咲き始めています。
春ですね。あまり手をいれていないものが多いので、かなりワイルド状態ですが、それがまたいいかんじで、私は好きです。
ジェイは、外を歩くたびに、草取りをちょこっとしたり、焚き付けの小枝を数本拾い集めたり、ぼーっと手ぶらで歩くのは私だけです。笑
チリも積もれば山となる。
こういう、ちょっとの積み重ねが大事なのですね。
ベッドルームの外にある藤棚の藤も視界を遮るのでかなり切り込みました。
まだまだ雨の多い季節す。道端にはおとぎ話にでてくる、魔法使いが住んでいるような苔した木がたくさんあります。
苔も水分をたっぷりと吸って、美しいふわふわした緑色に光っています。
家の周りの草原も今は緑。
これからガーデンも始まります。
草刈り、来シーズンの薪のために木をきったり、夏に向けてのプールの準備も。
春は夏のため、秋のため、冬のため、来るべき日々のための、
細かい作業がはじまります。
毎日のように、少しずつ、15分、30分と、仕事の合間に、行う外仕事。
街の生活とは違う、細々とした作業です。
静かな生活の裏には、このような日々の積み重ねで成り立っているのです。
「今」を生きながら、「先」の準備をすることも必要なのですね。
Happy life.
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