丁寧なくらし 日本人の工夫ここにあり「ブラジルから届いた花梅」


遠く地球の裏側ブラジルの友人から丹精込めて栽培し、乾燥させた、ハイビスカスティーと「花梅」、それから私が大好きなピーナッツのお菓子が届きました。

このハイビスカスティー, 実は一般的に言われているハイビスカスではないのです。

一般的にハイビスカスティーと言われているものは、ローゼル (Roselle、Hibiscus sabdariffa)と言う種類の花でアオイ科フヨウ属に属するものです。










そう言えばアオイの花に似ています。



乾燥させたもの。




学名が Roselle Hibiscus sabdariffa であり、ハイビスカスとつく所からこれで作るお茶がハイビスカスティーと呼ばれるようになりました。




お茶になるのは、花や果実を乾燥させたものをお湯にいれてお茶にします。

色は綺麗なピンク色で、爽やかな酸味があります。
私は温かくしたり、冷たくしたりして楽しんでいます。

クエン酸などの植物酸が豊富でビタミンCやペクチンなどが豊富なため、風邪や喉の痛みにも効くそうです。





美味しくって、綺麗で、効能もあり、良いことばかりのハイビスカスティー。




そして、花梅。




初めて聞く名前のもの。これはローゼルの花の種の一部を漬けたものです。


ローゼルの花が終わって、実がなって、真ん中の緑色のところが種でその周りの赤いところを塩漬けにしたものだと言うことです。



今日は花梅をご飯に混ぜてみました。

程よい酸味は梅干しみたい!







塩漬けのハイビスカスは現地では「花梅」と呼ばれ、日本人の間で梅干しの代わりとして食べられているそうです。簡単に日本食が手に入らなかった時代の産物でしょうか、日本人の食に対する思いとこだわりが伝わってきます。


ご馳走さまでした。





   Herb Tea

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