山の生活、留守宅の変化


バタバタと1ヶ月が過ぎました。今年で5年目になる夏のイギリスでのプログラムを終え、山の家へ帰ってきました。留守の間に、家の中は蜘蛛の巣だらけ。家の周りの大地は黄金色の背の高い草がそよそよとなびいています。バラは終わり、乾いた大地でも力強く咲いていた、野生のスイートピーも、少なくなっていました。


りんごの木の周りで一緒にいる七面鳥と鹿の親子



出発直前に、刈り込んで行ったポーチの鉢植えの花たちは、その後また花をつけたようで、今は、その花柄が汚く残っています。

そして、自然の力に委ねている(ガーデニングが不得意なので。。)野菜たちは、かろうじて実をつけている感じです。
野生のベリーは取る人もいなく、完熟から干からびた状態のものが多く目につきます。

人の手が入らないと、こう言うことになるのですね。

毎日、家の中をピカピカに磨き上げている訳でもないですが、人の気配がないというだけで家の中の空気は淀みます。
留守にすると全てが止まる訳ではなく、ゆっくりと自然の時間が流れているのを感じます。
埃っぽい家の中、なんとなくザラザラする床、虫の死骸、観葉植物の元気のなさ…。

目につくことばかりです。

留守屋では、実はこんなに変化がある。自然の時間が流れているのです。

自然の力の凄さは嬉しい変化もあります。


今年生まれた子鹿たちも随分と大きくなり、足取りもしっかりとし、黄金色の野山を駆け巡る姿が見えます。餌も少なくなっている季節ですが、この1ヶ月で、ひよひよしていた子鹿があまりにも大きくなりびっくりしました。


オーチャードの早生のりんごが収穫時を迎えていました!
今日はりんごを捥いで、干そうかな、と考えています。
とりあえず、巨大化した、ズッキーニをまず干します。

山火事のシーズンです。その影響ですこし外はかすみがかっていて、煙いです。



山の生活、自然の時間に委ねているとばかり思っていましたが、そうでもなかったようです。

さて、留守にしていた時間を取り戻すとしましょう♪








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