山の暮らし 「エコ」を考える


山の中で、公共のサービスのないところに住んでいると、ゴミを減らす、環境に優しいものを選ぶ、というのは毎日の生活の中で、当たり前のように思うことです。

粉類、豆類、野菜類など個別包装されたものよりも、量り売りしているもの買うのは当たり前ですが、時に、環境によろしくないものでも、その利便性に負けてものを買うこともあります。

先日のことです。

夫、ジェイはお水とフレッシュジュースしか飲まないので、毎日、お茶やコーヒーは私、一人分だけ入れることになります。

オフグリッド生活では、水を大切に、ゴミを出さない、生ゴミはコンポストするのが基本なので、これは便利と、お茶パックなるものを日本食材マーケットで見つけ購入しました。







しかし、家に帰ってよく見ると、この商品は化学繊維のものでした。

ここでは、使ったあと、この商品の名前のように、ポンと捨てるわけには行かないのです。

袋の中から茶殻を出して、コンポストへ、外は燃えないゴミへ。。。


めんどくさーい。

なんのために買ったのか。


しばらくして、下の街でお茶パックならぬ、ティーフィルターを見つけ、即購入!
金額的にも安く、無漂白紙100%!

これであれば、ティーポットやストレーナーを汚さなくていい=洗うものが少なくなる=節水できる。そしてそのあとはコンポストへ。

よかった。

ようやく、自分なりに納得できました。


さて、余談ですが…。

日本語で、環境の話題になると出てくる「エコ」という言葉がよく出て来ますが、これは、もともとはエコロジー(ecology)生態学という意味で、(生物の生活や環境学との関係)ということらしいです。

一方でエコノミー(economy) 経済、のエコという意味もあります。この二つのエコの意味を持って、環境に優しい、お財布にも優しい、「eco エコ」が生まれたということです。

またまた余談ですが…。


英語ではecoは「エコ」ではなく「イコ」と発音します。

時々、日本の方から"He is eco", "You are eco"という表現をする人がいますが、その様な意味合いのことを伝えたい時は、
"He is eco-friendly". "This tea filter is eco-friendly"と言ったほうが通じるかと思います。







とりあえず、今日はほうじ茶をeco friendlyなティーフィルターで入れてみました。



















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