ハミングバードは赤が好き



ハミングバード、日本語ではハチドリ。気温が上がって、ここのところ毎日、糖水を飲む量も増えてきました。
ポーチにぶら下げている、赤いフィーダーに砂糖と水1:4の割合で、毎朝作ります。






ハミングバードは「赤」が好き。花の蜜を吸う鳥ですが、赤い花の蜜は濃厚だと、知っているのだそうです。
それで赤いものめがけてやってきます。





携帯が赤いケースに入っていた時、撮影しようと、それを向けたら、「バシッ」と携帯めがけてぶつかってきたこともあります。

そして、少しは人も認識でき、毎日、餌をやる人などは、わかるようになるとか…。
ほんとかなあ。






市販のハミングバード用フィーダーは赤が多いのはそのため。赤い糖水まで売っています。
空中で静止する、ホバリング飛翔をします。とにかく羽を羽ばたくのが早い。毎秒約55回くらい羽ばたくとか。その時の音が蜂そのもの。ブーンブーンと家の中にいてもその羽音が聞こえるほど。




足は、ちょこっと付いていて、退化して、ものに止まることはできても、歩くことはできないのです。蜜を吸っている時も、ゆっくり止まって飲めばいいのに、飛んでいる状態で飲むことが多いです。





縄張り意識がとても高く、このフィーダーには吸い口が4個あるのに、それを争い、喧嘩します。

体当たりで相手にぶつかって行く時、これまた「バシッ」音がするほどです。
小さくても、必死で生きているのですね。
でも、かなり挑戦的。



後ろの羽を広げている、威嚇体制! この後、相手に体当たりします。










ハミングバードは渡り鳥。ここからはメキシコまで、冬場は行くようですが、最近では、冬でも花が多くなってきているようで、行かない鳥もいるようです。

寿命は3年から10年以上生きるものもいるようですが、自然の暮らしはなかなか厳しいことでしょう。


これから秋風が吹く頃まで、せっせとこの小さな友達の世話をしようと思っています。


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