私の中の「いじわる」がむくむくと現れる時



知り合いを我が家にゲストとして迎えるのとハウスシェアとは違う、と言うことを以前も書いたように思います。



夫、ジェイの友人のことです。
最初は6月に行ってもいいと友人から連絡が入りました。
「お、また??」と密かに思った私。
でも、「家の中にステイするのではなく、プールのところでキャンプから、と。










誰しもこのパンデミックの中、家の中でずっと燻っているのはストレスで、出かけたいというその気持ちはわかるので、
「いいと思う」と私。

しかし、いつも予定があってない彼女、案の定、ズルズルと日にちが経ち、6月が終わり、7月も終わりにちかくなり、今日か明日来ることになりました。
お勤めしているわけではないし、ずっと前から来ることは決めていて、なぜ、予定がその直前まで立てられないのか?不可解。



そして、もちろん、帰る日にちも、定かではないのです。ジェイが聞いても、なんだかんだとはっきりしないのです。

4日いるのか、一週間いるのか、なぜ、決めて行動できないのだろう?
しかも、他人の家に滞在するのに。

一昨日、「もう暑いからキャンプはちょっと」と言い始め、

「自分のタオルとかシーツは持っていくから、直子は気を使わないで。家に泊めてくれる?」

ゲストルームに滞在するということになりました。







私にすれば、自分のシーツを持ってくるのは、私に気を使う以前の問題で、自分のものに妙にこだわる人、だと言うことだと思っています。

以前、洗濯物も私が干したのは干し直していましたから…。

芸術家の彼女は、かなり神経も細かいところがあり、ずっと一人暮らしで、自分のペースを頑なに崩さないのです。

シーツだけではなく、我が家にステイする際に、彼女は料理もします。
一緒に食べようと言うのではなく、好きな時間に、好きなものを、
自分の分をつくり食べる…。


これは私の癇に障ります。
まず、そう言う育ち方をしていないのです。基本はみんなでシェアして食べる。食卓を共にする。という私の考えとは違うのです。




この前にきた時に、私はゲストとして迎えたい、ハウスシェアは困ると、伝えたのに。


で、彼女は、「直子は私にどうしてほしいの?そのようにするから言って」と言ったので、
「1日に一度はみんなで食べようよ」と提案。

すると、「もちろん、いいわよ。直子がそうしたいなら」
と一回夕食を共にしました。

ところが、翌朝、珍しく早起きした彼女、「夜は食べないことにしてるのに食べたから、体調が悪いのよ」と言ったのです。

はあ。


結婚して長年、お茶やコーヒーを入れ、ジェイが飲まないのがわかっていても、「飲む?」と一言声をかけていました。

最近、ようやく、自分の分だけ、ということに慣れたのですが、客人がいたら、やはり、今でも「飲む?」と当然聞くでしょう。





さて、友人の場合、私たちが夕食を食べている時に、後ろで何か調理しているって、ほんとうに落ち着かないものです。
心苦しいのです。

一応、一緒にどう?と尋ねると、二回に一回は「いただくわ。。」と言います。

(私はそうなることがあるだろうと、多めに作っておく)。


         

食材もたくさん持ってくるので、いつも冷蔵庫は彼女の為に一段空けます。
でも、今は夏、うちの冷蔵庫もかなりいっぱいなので、一言、ジェイが言いました。
「要冷蔵のものは出来るだけ少なくね」と。
食材はシェアとか、一緒に使うものではなく、自分用で、自分のご飯をつくります。


我が家で自分の部屋よりも、キッチンは私の場所。聖域です。
それをシェアするわけです。 

ゲストではなく、本当にハウスシェアの状態です。





今日は、掃除がてら、使って欲しくないものを片付けました。

お料理教室用にと用意してある、新しいヒノキのまな板
お気に入りの包丁三丁

使って欲しくはない食器、すこし
ミルクパン


ちょっといじわるかも、とおもいますが…

あとあと、文句を言うくらいなら、最初からその要因は対処しておくことにします。

自分なりの使い方をしている大切なもの。ジェイも触らないものですが、彼女は以前の滞在の時にミルクしか沸かさないミルクパンで何やら煮ていました。

その時は、もうしまうのも悪いので、我慢しましたが…。汗








いじわるな眼が開眼すると、いろんなことが癇に障ります。
いけない、いけないと思ってはいても。

だから、その芽が伸びる前に摘んでおくことにします。


言ってわかる相手ではないと言うことは過去の経験から学びました。
人に対して、かなり許容量の多い私ですが、どうも、この人だけは厳しいです。

文化の違いもあるかもしれません。


        



彼女が滞在することにより、見えるところはもとより、見えないところでどれだけ気を使っているか、譲っているか、わからないのですね。感覚が違うと言えばそれまで、神経を配るところが違うのかもしれませんが、
ある程度、頑張った末のことです。

そして、ここは私の家です。
だから、私のルールをある程度は守ってもらって当然ではないかとおもいます。


今回は出来るだけ、普通に振る舞える用に、彼女が来る前にしっかり段取り、心の準備をしておくことにします。




私のこう言う気持ちを、同じレベルで理解できない友人なので、これからもやってくることでしょう。仕方のないことです。

結果から言えば、全て、私自身の受け取り方ですから。どれだけ周りに求めても、最終的に、自分自身がどう受け止めるかと言うことにかかってきます。

こうやって書き出すと、かなりおおごとのようですが。笑。



          

「いじわるだな、私」、と思う反面、これはいじわるではないと、思ったり。
さて、ぼちぼち、客人がやってくる頃です。

ぶつかることは嫌いです。

書き出して、吐き出して、心の準備もできました。

独り言、読んでくださり、ありがとうございます。




今、連絡が入り、明日になるそうです…。やっぱり。



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