みりんとこぼれ梅


7月2日
丸一日かかって、みりんを絞った。
オープンキッチンの我が家で、このみりん絞りをすると、
家中酒臭い。

私は極度のアルコール過敏なので、ほんと、酔いそうになる。

ふーーー




最初に晒しで絞る時、手が真っ赤になり、ポカポカして、夏一番の暑さに加えて
手からほろ酔い気分になった。

安上がりとよく言われる。




でも、この美しいみりんを見ると、満足度は高い。
そして、それだけではなく、副産物のみりん粕が取れるのは
ラッキー! と、思ってしまう。

しかしなぜ、この搾りカスを「こぼれ梅」というのかな?

それは、このちょっとホロホロしている、白い粕が満開の梅の花のように見えたから、ということ。

花に例えるとは、日本人の粋な言葉遊び。

(我が家のみりん粕はちょっと色付きですが。。。)


そう言えば、身近なところで、花に例えた食べ物ってありますよね。



まずは、かたくり粉。
この花の根っこを粉にしてつかったのが始まりとか。
今はジャガイモの澱粉100%ですが。


                   それから

                    おから。

                 おからは卯の花というけれど、

             




                 

            それもこのうつぎの花のようだということから。。

               日本語って美しい。

              日本人の感性ってすてき。

               


     地下室にすぐしまわずに、しばらくカウンターの上におき、

眺めることにします。

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