「日日是好日」



山の中に住み、毎日、山を見ながら、山の空気を味わい、山の風を感じていますが、時々海へ行って見たくなります。

昨日はそんな日でした。下の町から、40分ほどで太平洋です。北カリフォルニアの夏の海は冷たく、(もちろん冬もですが)水温も15度以下。広いビーチ、人口も少ないこともあり、人影もまばらでした。

山に比べ、海はなんと賑やかなことか。波の音は絶えず聞こえ、鼻腔をかすめる潮の匂いと海藻の匂い。

それでも、一定のリズムがある波の音は、しばらくすると身体と共鳴するかのように気にならなくなります。

この日はハワイの義理姉の手術の日でした。

海では電波が届かず、後になって入った連絡は好ましい結果ではありませんでしたが

可能性としてはありうる、ということは言われていましたので、義理姉も周りも、この結果を
謙虚に受け止めました。

これからは残された時間を大切に、体をいたわり過ごして欲しいと思います。



「日日是好日」あるがままを良しとして受け入れる。そして、一日一日を大切に過ごす。
という解釈をしたいと思います。





先日、生きているものが死を迎えるということを書いた絵本をレビューしました。またこのページを読み返しました。よかったら皆さんも是非、お読みください。



"There is a beginning and an ending for everything that is alive.
In between is living."






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